沖縄で市場と言ったら牧志公設市場
国際通りの真ん中あたり元三越の向かい側に、 平和通り 、市場本通り、などのアーケードの入り口が。それらの道を両側の色々なお店をひやかしながらしばらく奥に向かって歩いていくと目的の那覇牧志公設市場。
市場入り口付近の写真 戦前はガーブ川沿いの湿地帯で人の通りもまばらな場所だったそうですが、沖縄戦後に旧市街が米軍に接収されたため、 このあたりに密輸品なども扱う闇市場ができはじめ、 そうなると人もどんどん来るようになり、市でも公的管理ができる対策をと考えてできたのが、この牧志公設市場。
以前は那覇市民の生活に直結する食品や衣料などの物品を販売しているお店がほとんどでしたが、現在は観光客対象の商売に変化してきているように見えます。
1950年頃の市場の様子(公設市場内写真店より)
入ると、まず目に飛び込んでくるのが魚屋さんの店頭にある亜熱帯の海独特のカラフルな魚達。
ブルー、グリーン、レッドと派手な事この上なく、きっと驚かれる事でしょう。 その横には、大振りのイセエビと、その隣に他県では余り見かけないセミエビ、夜光貝などの美味しそうな海の生き物。
これはとても美味しいそうなので、機会があったら挑戦してみてください。


奥に進んでいくと、肉屋さんの店頭には、チラガーと呼ばれる豚君の顔。 鳴き声以外は全部食べちゃうという言葉通り、手足から内臓まで加工されて並んでいます。
市場のお店には、海ぶどう、モズクなどのお土産になりそうなものも並んでいるので、うまくお店の人と交渉ができたら、お土産屋さんよりも安い買い物ができるかもしれません。→