普天間基地ヘリが沖国大に墜落した事への見解

先日、職場で仕事をしていると、友人から
「大丈夫ね?今ニュースで沖国大にヘリが落ちたって言ってたけど。おうち近くじゃなかった?」
という電話がありました。タイムスのBBSを見てみると号外が。
そう、例の普天間基地所属のヘリが沖縄国際大学の建物を巻き込んで墜落したのです。
それから今日まで、色々な報道がなされています。

⒈奇跡的に日本人の怪我人等はいなかったこと。

⒉米軍が現場を占拠して日本人を近づけさせない事。

⒊これも例の通り、米軍側は遺憾の意を表明したこと。

⒋政府は今後このようなことが無い様申し入れたこと。

⒌県も当初は国と同様な見解を発表していたが、昨日の新聞ではとりあえず辺野古移転までの、普天間基地機能の分散を国に提案したと言うこと。

⒍宜野湾市は、米軍の責任と同様に日本政府の責任も追及する声明を発表し、普天間基地即時返還を求めたこと。

以前普天間基地の問題でアメリカ筋の意見と日本政府筋の見解が報道された時に、こちらのサイトでも意見ページを作成しました。futenma2.htm

これでも解るように、今回の事故は偶然のものではなく、予期された事故だということができると思います。
特にアメリカ側は事故の危険性を、今後の日米関係を絡めて心配はしていたようです。

私は、県が、そして国がなぜ順調に行っても移転まで十数年かかるであろう辺野古移転案に固執するのか不思議でたまりません。その事が今回の事件を生んだといえるのではないでしょうか?
他の多くの事案のうわさのように利権がらみなのかとかんぐりたくなるような固執のしようです。
現在でも沖縄本島の約18%にもなる米軍基地を抱える沖縄県に、なぜ新しい基地を作ろうとするのでしょうか。なぜ移転に賛成する自治体が県内にあるのでしょうか。

今回の事故で人的犠牲が出なかったのは、本当に確率の低い偶然です。もし、県民の犠牲者が出ていたら、県、国はどんな責任を取るというのでしょう。
法的根拠の疑問な米軍による墜落現場を占拠に、何の対応もできないでいる、そして予測できたこの事故を阻止するための何の効果的対応を取れないでいる県、国には、今後事件の再発の可能性の高いこの基地問題にどう取り組まれるのか、その策はこのような事件を再発させないのか、日本は独立国であるのかをお聞きしたいと思います。





私はこの事件で、米軍だけでなく、旧日本軍がウチナーンチュを殺害した話を思い出しました。
沖縄も日本国の県です。そして、日本全体の縮図でもあります。
この事を日本政府の関係者諸氏にも理解していただけたらと思います。

メジャー報道各社の報道姿勢にも大きな疑問を感じます。なぜまだ占領下のような状況にあるこの沖縄の事件をトップ記事として扱わないのでしょう。同じ自体が首都圏近辺、たとえば厚木基地周辺で起きても、同様の扱いだったのでしょうか?オリンピック、プロ野球、確かに売れる報道では有るとは思いますが、この沖縄県で起きている事件は、独立国家としての存在さえも否定されかけている、まだ占領下のような日本がここにあるという事を、もっと真摯に捕らえていくべきではないでしょうか?

沖縄県政をになっている方々、そして基地誘致を考えている地域の皆様には命ドゥ宝という、県に昔からある、「宝はお金ではない。命こそが宝なんだ」という言葉を今思い起こしていただきたいと思います。

そして米軍の方々に。県民の多くは、県内に基地があることを望んでいないと思います。それでもその土地に戦略上の理由や日本政府の対応などの理由があるにせよ、国是ともいえる民主主義の理念に反するのではないでしょうか?

勝手な意見を書きましたが、私に政治的な意図があるわけではなく、現状に対する個人的意見を書かせていただいたまでで、色々皆様のご意見も伺えたらと思います。
と言う事で基地問題用のBBSも用意しておりますので、是非お話しを聞かせていただけましたらうれしいです。私は基本的には即時米軍の撤退を要請している宜野湾市長の意見に賛同します。

普天間基地用BBS

平成16年8月17日 沖縄情報IMA管理人 ナイチャー小林

この4点は沖縄国際大学さんのサイトからお借りした写真です。

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