観光の前に立ち寄っていただきたい施設です。
初めて来沖された方に「観光するならどこが一番いいかなー?」と問われたら、まず一番に挙げるのがここ、沖縄県立博物館でしょう。
理由は、沖縄の自然、文化、歴史に関して浅くも深くも希望するレベルの知識が短時間で得られるからです。特に世界遺産や御嶽などに興味がある場合には、ある程度の基礎知識が有ると無いとでは、感じる面白さに格段の差が出るからです。
以前首里城近くにあった沖縄県立博物館ですが、2007年新都心と呼ばれるおもろ町に移転されました。
延べ床面積23,602㎡、グスクをイメージしたというかなり凝ったデザインの建物で、何か威圧感さえ感るほど。
建物と道路の間のスペースには駐車場が用意されています。

建物に入るとすぐに庭があり、高倉、民家、それと沖縄県庁の工事前の発掘調査で確認された湧田古窯跡の一つが切り取られ、保存処理されたものが展示されています。

沖縄県立博物館チケット売場中央入口から入ってみると、真っ白を基調とした並みのホテルよりも天井の高いロビーがあり、そこで入場券を購入して左右にある博物館か美術館に入ります。 まだ書籍が豊富とまでは行かないようですが、本を読んだりコンピューターで調べ物をするための居心地の良さそうな部屋も出来ていました。
その隣にはお土産売店がありますが、ここでしか販売していないものも多々ありますから、帰りにでも寄ってくださいね。

博物館に向かう入口は、中央に細めの普通の床、左右にガラスで出来た床があり、その下には砂が敷き詰められて海中を模した装飾がされています。