沖縄本島最北端の辺戸岬から北西約40km、与論島のほぼ西に位置している沖縄県有人最北端の島。琉球王朝をひらいた第一尚氏の祖、尚巴志の祖父である佐銘川大主(鮫川大主)の出身地としても有名です。
伊平屋村は伊平屋島と南にある野甫島の2島からなり、これらは新野甫大橋によって結ばれています。北東から南西に細長く、面積は19.28平方キロメートルで全体的に山がちです。最高地点は賀陽山(294m)。
伊是名島とともに琉球王朝時代は王朝の直轄地だったので、その名残としていまでも行政上は島尻郡に含まれています。
自然のいっぱい残っている離島らしい離島で、ゆっくり海で遊んだり釣をしたり、史跡を回ってみたりと楽しめる島でもあります。