首里城5 ・京の内
Syuri Castle:Kyounouchi

首里城イメージ

木曳門

木曳門 守礼門を抜けてから、一般の順路通りに進まないで右に折れてから左に進むと、戦後この場所に琉球大学の校舎があった記念碑があり、その先に木曳門と言われる場所に出ます。
木曳門は琉球王朝時代には建築や修理修復作業に使われる資材を搬入する門で、いつもは石を詰めて利用する時だけそれを退けて利用していたそうです。 現在は車椅子を利用する方の順路にもなっていますが、ここから直接下之御庭に向かわずに右の方向に進むと首里城のもう一つの面を見る事ができます。 メインルートに比べると圧倒的に人も少なくて静かなたたずまいを見せてくれるこのエリアは、西のアザナから祈りの中心の場であった神聖な聖域、京の内に続いていて、その後奉神門のすぐ脇に出る事ができます。京の内周辺見取図

西のアザナ

  右に折れてすぐに目に付くのが西のアザナ。 展望台になっていますが、王国の時代も物見台として使われていた場所です。 ここから市内が一望でき、首里城では最高の壮大なパノラマの景色を楽しむ事ができます。
西のアザナ

京の内

京の内の拝所付近 京の内とは霊力のある聖域という意味があり、現在は下之御庭にある首里森御獄などとともに、琉球王国の最高神女である聞得大君が神仁祈った拝所です。
聞得大君とは国を霊的に守るためにノロの頂点に位する女性のことで、琉球最高の御嶽と言われる斎場御嶽、首里城内の十御嶽などを管理して儀式を執り行っていました。初代は尚真王の妹で、第二次世界大戦があった1944年に18代目が就任しましたが、戦後これを最後にしてその職が廃止されてしまいました。

京之内の拝所京の内の入口は下之御庭の首里森御嶽の近くにもにもあり、ここの延長線上に考える事ができる聖地であるという事が、なんとなく理解できる気がしてきます。 奥に短い階段と石門があり、それを登ると細い路地から奉神門のすぐ手前に出る事ができます。
京の内から奉神門へ抜ける道
メインの順路からは外れてしまっていますが、政治の表舞台を裏から支える聞得大君を中心とした神女達が、国家安泰、五穀豊穣などの祈りをささげたこの一帯は、是非知っておくべき場所かも知れません。
西のアザナから見た那覇の景色
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