金城町の石畳道
Cobbled Kinjo-cho

 

琉球王朝時代の面影が残っています

首里城から300m足らずで行けるのに、意外と立ち寄らない人のいる金城町の石畳道。 石畳道は、他にも何箇所か残っていますが、ここが一番長く大戦の戦火から逃れて良い状態で残っています。
 尚真王の時代(16世紀の初め頃)に作られた首里城から南西に向かって伸びる街道の一部約300mくらいの坂道が保存されています。琉球石灰岩をあいかた積みの様に敷き詰められ、見ているだけでも綺麗。
自動車なら金城ダムの前を通る金城ダム通りの14番線の石畳前バス停の先にあり、すぐわかる坂道がそれです。
このあたりは王朝時代の士族の屋敷が多く有ったそうで、今も大きな屋敷が少なくありません。 ちょっと急な坂道では有りますが、静かな雰囲気の中、気分よく散策できる道です。 しばらく行くと村屋と呼ばれているらしい昔の民家の雰囲気に立てられた建物にたどり着きます。 開放してあるようなので、縁側に腰をかけてちょっとひと休みをするには最適。
近くにお店もあるので飲物を飲んで休憩。
NHKの朝ドラだった「ちゅらさん」の撮影に使われた古波蔵家もこのあたりにありますが、立入禁止の札があるので周りから見るだけ。→

金城町の大アカギ

→その少し先を右に折れると、うっそうとした木々の中にひときわ大きな大あか木。 これは本当立派な神々しい雰囲気さえ感じさせる大木です。
300年位たっていると書いて有りましたが、もっと昔から人間の生活を見つづけたような貫禄。
そして脇の細い道を頑張ってあがれば、アカマルソー通り(赤丸ソーは沖縄の醤油を作っている会社名です。)。 首里城方面から来ると、この逆のコースになります。 このコースの周辺には、拝所や水の湧き出る所もあり、琉球をほうふつとさせる雰囲気です。

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