嘉数高台公園
KakazuKoudai-Park

沖縄イメージ

嘉数高台は沖縄戦激戦地
日米大勢の方が戦死しました…

嘉数高台公園展望台への階段嘉数高台公園の様子 嘉数高台公園の展望台 沖縄本島中部にある嘉数高台公園。
今は平和な公園になっていて、子供と一緒の家族が、楽しそうに遊んでいます。 カップルも幸せそうに語らっています。

 この平和は、大戦で死んだ多くの兵士達の命の上に成り立っているんだと言うことを思いおこさせてくれるのは、ここの由来を書いてある碑文す。
公園の階段を登っていくと、地球儀を割ったような展望台にたどり着きます。
この地は今では公園になっていますが、大戦の時には激戦地でした。 それを人々の記憶に残すために、当時の様子を保存した場所でもあります。
嘉数高台戦跡の説明版 ここは南下をする米軍に対し、初めて日本軍の本格的な抵抗が試みられ、戦局が決定的になった場所です。
1945年4月8日、日本軍がトーチカを築いて米軍を待ち受けたために、米軍も少しづつ前進するのがやっとで多数のの戦死者を出しながら一進一退が続き、数日後には米軍も一時攻撃を中止。その後体勢を立て直して再度総攻撃を仕掛け、戦闘開始から16日後に、日本軍がここを明け渡すことになりました。
この間戦死傷者はアメリカ軍2万6千人、日本軍6万4千人あまり(各人数については諸説が有ります)ともいわれていますが、当時のしっかりした記録が残っていないためにはっきりしません。 
 間違いないのは、多数の尊い命がこの地周辺で失われてしまったということです。勿論、沖縄に住む民間人も、この戦いの中で日本軍に避難を許されずに巻き添えになり、多くの方々が亡くなっていきました。
 ※そしてこの展望台は宜野湾周辺の景色が見渡せ、現在も戦争への前線基地となっている住宅地のなかにある普天間飛行場の全景を見ることができる場所としても有名。沖縄には、日本のアメリカ軍施設の70%が集中しています。
 もしあなたが、「沖縄に基地があるのは日本を守るためにしょうがないね。」と考えておいででしたら、自分の住まいの近くにあの基地があると想像してください。
嘉数高台展望台から見普天間基地滑走路

嘉数高台の戦跡・トーチカ

嘉数高台公園のトーチカ・平和学習の様子トーチカ 公園には戦時のトーチカが残されています。
周囲には砲弾の跡が生々しく、当時の激戦の様子を今に残しています。
このほかにも陣地壕や防空壕、慰霊の塔などが周辺に点在しています。
嘉数高台トーチカ内部

交通 那覇空港~高速利用で約26分
高速西原インターより約2,8km.. 約7分
駐車場 駐車場有り
料金 無料
住所・問合せ先 沖縄県宜野湾市嘉数1-6-15 
管理 宜野湾市サイトは現在ページがありません。
沖縄県宜野湾市野嵩1-1-1電話(098)893-4411



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