沖縄本島南部にある約4キロのグスクロード。
その東端にあるのが垣花城跡。
沖縄県の指定史跡になっているこの垣花城が作られた年代は明らかではありませんが、同じ南部にある糸数城などとと同じ14世紀前半頃ではないかと言われています。
道路沿いにある少し広い所に車を停めて細い山道を登っていくと、すぐにいくつかの石垣が現れます。
自然の形のままの琉球石灰岩を積み上げた野面積みという方法で、石をそれぞれうまく組み合わさるような形に加工した後に積み上げられる相方積みなどと比べると古い形式のものだという事が解ります。
亜熱帯の植物に覆われたこの一帯では一見して解ると言う訳にはいきませんが、玉城村教育委員会の案内板によると一の郭と二の郭から出来てきているらしく、それらしい平らな広い部分もありました。

一の郭の奥には小さな御嶽があり、これも案内板の情報によると「琉球国由来記」に「アフィハナテルツカサノ御イベ」という神様が祭られているとの事です。
※その案内板の最後に「許可なく現状を変更する事は、県条例で禁じられています。」とかかれていますが、これは現在でもユタとか神人の方々がお告げ等を受けて新たに拝所を作ったりすることがあるからかも知れません。
交通 |
那覇空港から約22km(約45分) |
利用料金 |
なし |
駐車場 |
路上駐車スペースあり |
住所
問合せ先 |
沖縄県南城市玉城字垣花
098-946-8817(南城市観光文化振興課)
オフィシャルサイト |
Copyright (C) Okinawa information IMA All Rights Reserved 更新:
2012年9月23日