
久高島に行く安座真港の待合室に、右のような書かれた注意書きがあります。読みにくいと思いましたので下に書いておきました。
これにも書かれていますが、久高島は沖縄の人間にとって特別な場所です。必ず守るようにしてください。又これには書かれていませんが、一般常識として夏場、集落内を水着だけで歩くような事も慎んでいただきたいと思います。
・拝所などの聖地は、古来より島の人々は勿論、琉球の人々が大切に守ってきました。気軽に立ち入れない場所もありますので、訪れる際は良く確認してください。
・島から石や植物、動物等を持ち帰らないようにしください。その場所にあるのが一番(自然との共生)です。
・行事、神事の日はカミンチュ(神人)以外集落より北側には行けません。観光のお客様も残念ですがご理解ください。
・島を美しく守るため、持ち込んだ「もの」(ゴミとなるもの)はお持ち帰りください。
・キャンプは指定の場所以外は厳禁です。良く確認してください。
・この島を自分の故郷だと思って美しい島にすることを心がけ、ごゆっくり休憩されて気持ちよくお帰りくださいますようお願いいたします。
皆の心がけで
久高島の魅力は守られています。
お問い合わせ先:
久高島振興会 098−835−8919
久高島の海
久高島の海は広く珊瑚上に囲まれていて、その内側はかなり浅くなっている所が多いです。特に干潮時は遊泳に適さない場所も多いので、無理に泳がないようにしてください。リーフ外は急に深くなり、波も高くなります。基本的にはリーフ外での遊泳は安全のためなさらない事をお勧めします。
メーギ浜は海水浴場として整備されていますので、そちらのご利用を。
それ以外の場所は管理されておらず、自己責任になります。利用する場合は安全には万全のご注意を。

その他の立入禁止場所
久高島では現在でも祭祀が行われています。
それに伴い、一般には立入れない聖地も存在しますので、ご注意ください。
何も注意が書かれていない場所でも、林に有る何処に向かうか解らないような細い道には、無理に踏み入らないほうが無難です。
今までに何回か、心無い人達によって久高島の伝統の一部が変更を余儀なくされたり、大切な御嶽の木々が大量に無断伐採されたりした経緯があります。
この島が沖縄にとって何なのか、良くご理解のうえ行ってみて下さい。
島に住んでいる方々の努力で自然が良く残り、本島に近いけれど離島ならではの雰囲気をとても良く残している素晴らしい島です。