外間殿・ウプグイ

久高島イメージ

神々を祀り、大香炉も置かれています。

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  外間殿(フカマ)は、久高殿(ウドゥンミャー)と並ぶ島の二大祭祀場の一つ。
 琉球王朝第二尚氏三代尚真王の時代に定められたノロ制度の中で、王府任命のノロ職は公事ノロという公式の役職として外間家から選ばれ、シマノロはタルガナー家(久高家)からはから選ばれました。
そして各々このような殿という祭祀場が設置されたわけで、これが外間殿、久高殿というわけです。

  と言うことでここでは外間祝女と外間根人が祭祀となり、久高島の祭祀の正月、マッティ(収穫祭)、ハンザァナシー(祓い清め)、ハティグァッティ(お祓い、健康祈願)、などほとんどがここで執り行われます。
この外間殿には、天頭神(天の神の総帥)、玉礼乃神(太陽神)、松乃美神(月の神)、ニレー大主神(竜宮神)、アマミキヨ神(国造りの神)百畑地方照乃神(植物の神)、梁万神(健康の神)などが祭られている島でも重要な場所。
 久高島では子供が生まれると、この外間殿で根神という神職者による名づけの儀式が執り行われ、その時の願い言葉に「あまりえらくなってはいけない、普通であってほしい」というものがあるそうで、とても含蓄の有る言葉だと思います。

  ここには各家庭にある香炉の大元にあたるミウプグイミンナカと呼ばれる大香炉が置かれていていて、琉球全体にとっても、重要なものです。

左にある建物は英祖王統五代西威王の産屋跡だそうです。
久高島の外間殿・ウプグイ久高島の外間殿・ウプグイアップ久高島・外間殿・ウプグイに祀られる神々
外間殿・ウプグイとその前の広場※このページに関しての情報は、久高島のパンフレット、WEBSITE:神の島久高島、日本人の魂の原郷・沖縄久高島(比嘉康雄氏著、集英社発行)などを参考にさせていただいております。
(2009年04月)


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