サータアンダギー

砂糖=さーたー・揚物=あんだぎーという事で、その名の通り甘い沖縄版穴無しドーナッツ。
原料は小麦粉と砂糖そして卵。これに色々加えて各店で独特の味を出しています。
良くできた物は、まわりがさくさくで中がしっとり。
お土産ということではなく、お菓子として考えても美味しいものの一つ。 値段的にもお手頃で多少かさばるのが難点ですが、それでも独特の美味しさはきっと喜んでもらえると思います。 お勧めは那覇公設市場内「歩」、首里にある「安室」あたり。歩は卵を黄身だけ使ってそこにピーナッツバターを加えている高級品。値段もそれなりですがとてもこくのある美味しさ。安室はさっぱりした癖のない味で、これも安心してお勧め。
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ちんすこう

沖縄土産の定番。小麦粉に砂糖、ラードを加えた焼き菓子。安いものは300円から可愛い箱入りもあります。 多くの会社で製造販売していますが、美味しいものは口に入れて少し噛むと崩れるように口に広がります。安心してお勧めできるのが新垣の名前のついた三社製。それぞれ個性的で、個人的には本家新垣と新垣カミさんが好き。これらはあまりお土産やさんにおいていないので首里のお店まで行かないといけないのが難点。最近はバリエーションもでてきていますが、その中でお勧めできるのは ・ちんすこうショコラ(ファッションキャンディ) ・雪塩ちんすこう(南風堂)株式会社) の二つ。どちらもなかなかの美味です。
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ちーるんこう

ちーるんこう(ちいるんこう)は、小麦粉と卵などに砂糖を加えてきっぱん(柑橘類の加工品)などをスライスしたものを上に載せ、蒸しあげた沖縄独特の蒸しケーキのようなもの。 余り有名でないのも意外性があってお土産向きかも。
味はさっぱりしていて甘すぎず、どこか懐かしく感じられます。 私的には結構好み。
これも最近何種類かでていますが、以前からある本家新垣菓子店のものを買うことが多いです。
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きっぱん

カーブチーなどの香りのよい沖縄産の柑橘類を数日かけて加工し砂糖でコーティングして作る、大変手間のかかるお菓子。
これも中国から伝わり琉球王家に献上されていたもので、大きさはお饅頭くらいですが甘味も香りも強めなので小さく切り分け抹茶と一緒に食べたらぴったりだと思います。
という事で、沖縄のものは色々挑戦済という方の中で味のわかる人用のお土産に向いていると思います。現在は那覇にある謝花きっぱん店さんだけで作られています。
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