初慶良間・初親孝行・珍道中2 ぴろ -2013/07/20(Sat) 23:22 No.5215
![]() 今夜のホテルはロコアナハ、目の前です(フロントまでちょっぴり坂道だったけど)。 良かった、実はレンタカー返してからホテルまでどれだけ歩くのかな〜とちょっと心配だったと言う母に、そりゃ勿論計算済みですよとニヤリ。 立地・朝食・部屋・お値段全て考えてのチョイスですから。 旅作ではツインは全て満室でダブルの部屋しか予約できませんでしたが(どうしても無理ならそれでも良かったけど)、駄目で元々で事前に相談した甲斐があり、ほぼ満室のところ1部屋2000円アップでエコノミーツインに変えてもらいました。 いきなり狭い部屋になってすまないねぇと言うと、十二分過ぎるわよ〜とのお言葉にホッ。 確かに前夜の超リゾートホテルは別格で、ロコアナハ、大変快適なホテルでした。 |
![]() 店員さんに聞いたところ明日また入る予定とのことで、それが沖縄産かどうかも確認の上(いゆまちで北海道産・海外産なら売っていたため)予約してあったのです。 …しかし予約と言っても来店予定時間を聞かれただけで、名前も電話も聞かれずにはたして大丈夫なのかと心配ではありましたが、ちゃんと無事におとり置きされていました!やった! |
![]() 行った先はsakanayaいゆじです。 最初はホテルから歩いてあっぱりしゃん…と思っていたのですが、私の行く日はオーナーが確実にいない、ということが判明した為また今度。 糸ぐるまはもっとお腹と時間に余裕がある時に行きたいし、そもそもかりゆしアーバンに泊まる時に行きたい。となるとタクシーで冨久屋に行き沖縄料理定番メニューかな、みぬだる食べたいしむじ汁も食べてみたいし、首里城のライトアップも綺麗だしな、でもやっぱりホテルからちと遠いかな〜と迷いに迷ったのですが、気づけばどの店を選んだとしても「→その後私だけいゆじに行き骨汁を飲んで〆る」というのが前提に入っていたことが判明!(笑)自分の呑み助ぶり(?)に自分で爆笑。 という訳で母はせっかくのゴーヤの美味しい時期にゴーヤチャンプルを一口も食べることなく、娘に連れられるままにいゆじへ。 とはいえ私の母なので好みは似ているハズ、大丈夫大丈夫。普段母は海無し県に住んでるんだもの、たっぷり魚を食べましょー。 噂のメニューを眺め母は口あんぐり私はニンマリ。とりあえずざるもずく。石垣牛はもうやってないとのことで残念。 次に地魚味噌たたき、ワタチーズ、ご飯半分にしてもらった地魚ユッケ丼(半分でもすごい量!)。 ヒートゥーは遠慮しておきました。 いやー満足満腹!しかし最後の〆があります。骨汁です。これは呑まねばなりません。 しかし刺客が隠れていました。お腹一杯だから私一口で良いと母が言うので、1つしか頼まなかったのです。…なのになんとあらー美味しいわ〜と言いながら、気づけば半分以上飲むではありませんか!ちょっとちょっと、話が違うよ〜。 飲み干しそうな勢いの母から骨汁を奪い取り、やっと一口。ふわ〜、美味しい〜。けど、もう無い〜(泣)。 もう1つ頼もうとする私に「もっと食べたい位が丁度いいでしょ、また来ればいいじゃない」と言ってのける母。 なんだとー!食べ物の恨みは恐ろしいんだぞ〜と睨みたいのをじっとこらえ、今回の主役は母、母、母…と心で唱え深呼吸。 「そうだね、また来ようっと!」となんとか笑顔を向けてお店を後にしたのでした。 でも私が那覇に泊まることは滅多に無いので、やっぱりもう一杯頼めばよかったな…と今でもネチネチ思い出すしつこい娘(苦笑)。それほどまでに美味しかったのです。骨汁最高! 食後は腹ごなしに、崇元寺の石門を眺め国際通りを冷やかしつつ歩き、22時過ぎでもやっていた海想でTシャツ購入。ホテルに戻り氷もってきて部屋で二次会〜と思っていたものの、アットブセナで呑まなかったオリオン一本で睡魔に襲われ本日終了のお知らせ。 ま、明日は高速船&シュノーケリングだから呑みすぎ厳禁ということで。 あっ、念のための酔い止め買うの忘れた…ま、大丈夫大丈夫…zzz… |
![]() 朝食は7時から、もとい「翌朝は混んでおります為6:50からのご案内となります」とチェックイン時に言われ、6時からマグロ好きな人たちの為に(?)案内のあったダイワロイネットと比べあれ? 混んでるのに10分位の前倒しで大丈夫なの?と思いつつ、10分が早められない母娘は寝ぼけまなこで7時にエレベータに乗ったら人・人・人でびっくり!さすがほぼ満室〜。 席はなんとか取れたけど、みんな一斉に来た朝一ではビュッフェ台の周りもすごい人! ひえ〜。高速船の時間が絶対の私達、早く来て良かった〜。 今日も種類豊富な朝食を片っ端からもぐもぐ、ここも美味しいね〜と二人で満喫(しかし母は美味しかったものの、前日同様に気の済むまで食べたところ若干後から胃が重かったという…おかげで前日のアットブセナの朝食が本当にヘルシーだったことが身にしみてわかったとのこと(笑))。 8:20過ぎホテルチェックアウト、ホテルを出たところで呼び込みをしていたタクシーの運転手に「泊港北岸、渡嘉敷マリンライナー乗り場まで」と伝えた所「あ、うーん…」即答しない為ムカっとして「嫌ならいいよ!」と踵を返しスクランブル交差点を渡り、信号待ちをしていたタクシーのお兄さんにノック。 信号が変わる前に素早くスーツケース二つをトランクに入れて連れて行ってくれたお兄さんありがとう! かりゆしアーバン横で「ここが最初に泊まろうと思ってたホテル、でも乗り場まで炎天下じゃ微妙に遠いかなと思って」などと母に解説しつつ、あっという間に北岸到着。 直前に嫌な思いをしたため、人生で(多分)初めてタクシーでお釣りはいらないと笑顔で会計。10円単位だけど(笑)。 さーて初の慶良間行き乗船、予約しててもやっぱり乗船名簿書くんだな〜八重山とか伊良部行きは全く書かないけどどうなってんだろ?多良間行きの時に初めて書いたよな〜と思い出しつつ記入。 ちょっと出遅れて後方チービシ側の窓側は座れずに残念!とはいえ本日は満席、後方左窓側が取れただけ良いとするか。出発してすぐに那覇空港、ピーチの機体が見えました。 そして気づけば母はウトウト…またか…酔い止めの心配はやっぱりいらなかったね。 |
![]() やっと来ました初慶良間! 宿泊先のケラマテラスに事前にお願いしてあった為、他のお客様のお迎えに来た方に渡嘉敷港で手荷物の一部の果物を預け(笑)、タオルをお借りしてからアイランズトリップの送迎車へ。 同乗の女性が一人船酔いしてしまったそうで辛そう…調子をみつつ港を出発。 途中、とかしくビーチが見えて全員でスゲーと叫びながら(笑)阿波連ビーチに到着。 阿波連ビーチもスゲー!なんだなんなんだこの海の色は!?宮古・八重山を知っている私も、久々の夏の離島ブルーに悲鳴です。 ケラマブルー、キタキタキタキタキター!!! まずはウミガメにご挨拶ということでとかしくビーチへ。 台風もきていないのに夏至南風のせいか、何日も波が高かった為東京出発までは毎日波高予想を見ては波が落ちるかな、落ちるかな、落ちてくれ〜と祈っていたのですが、いざ当日は有難いことに凪。 となると今度は欲が出てしまい、ウミガメに逢えるかな、逢えるかな、住み着いてるんだよね、ご挨拶させて〜!と祈っていたら、なんとあっさり逢えてしまいました。 えっ!八重干瀬でやっと遠くに見えたウミガメ、住んでると聞いてはいたものの、本当にこんなに簡単に逢えちゃうものなの!?とビックリ。 ピューっと逃げちゃうウミガメもいたし、悠々と泳いでプカっと息継ぎを見せてくれたウミガメもいれば、我関せずでむしゃむしゃと海藻を食べているウミガメも…こんなに見れちゃっていいの!?恐るべしとかしくビーチ!! あんまりあっさりとウミガメにご対面でき、あっけにとられている間に午前の部終了。 楽しい時間って本当に早っ。私達以外は午前中だけで撤収、午後はラッキーなことに貸切と判明。 やったー! |
![]() (しかしお菓子は丸一日強持ち歩いた為、見た目が大変なことになってしまったので写真は控えます…今度こそ最高のコンディションで食べなくてはっ) 午前中から時々鳴る携帯着信音により、北海道に住んでいたことのある私にはイントロドンで森野さんがどうバカであることが判明。 西表に行った時にはロビンソンのお店の前で写真撮りましたよ〜上原港で寝釣りはやめときましたけど〜等と慶良間でまさかのどうでしょう話をしつつ、急に乙女チックに貝殻拾いをはじめた母を眺めまったり。 その後は森野さんの案内で、見るも無残な姿になってしまっていたシブガキ島の像を眺め、戦争の跡を心に刻み、頑張ってハナリ島てっぺん手前まで登り、天然記念物のオカヤドカリを観察し、ハナリ島周辺でのシュノーケリングを満喫しました。 ハマクマノミとセジロクマノミ(ハナビラクマノミ?)を自力で見つけ嬉しかった私は、母に教えたところ「遠い〜」というので、じゃあライジャケ預かっとくから潜ってご挨拶してくれば?と言ったらあっという間に脱いで本当に行ってしまったのにはビックリ。 こりゃー30年以上前に慶良間でスキンダイビングしたっていうのも嘘じゃないかも…母の実家近くの日本海で慣れてたの?という勢いで潜っていき、ピュっと戻ってきて「触れそうで触れない〜!」…海の生き物に勝てる訳ないでしょ、っていうか触れそうでも触ったらいかんよ、母よ(苦笑)。 ※それぞれ気ままにシュノーケリングを楽しんでいたところ、まんまと母はウミヘビにご挨拶してしまったそうです。私は逢いそこないましたが。せっかくのウミヘビちゃん、あーヤダヤダ!と言われてかわいそうに(苦笑)。 |
![]() 暑がり母娘はショップで荷物を出して着替えまで済ますのが面倒くさくなり(苦笑)、シャワーで塩だけ落としたら、着替えずタオルでよーく身体を拭いただけでケラマテラスへテクテク。 つまりはずぶぬれスッピンチェックイン…いいトシしていいのかそれで(いくない)。 濡れている為外のテラス席でチェックイン(恐縮されてしまいましたが。濡れてて悪いのはこっちです)、今日のお部屋はロフト付です。…経験談を読んだ通り、面白いんだけどこの時期のロフトはエアコンのききが悪く暑かったので使わず。 しかし母はなんと迷わずロフトの階段途中にスーツケースを置き「立ったまま目の前で荷物が整理できて便利便利!」 そういう利用方法があったのか、目からウロコです(笑)。思わぬところで役立つ階段。 エアコンの聞いた部屋でシャワーと身支度をすませた後は、フロントで頂いた地図を片手に散策へ。 …しかしちょっと歩いただけで暑い暑い、汗が〜と言い出す母。 あー、私の暑がりと汗っかきは本当に母似だな。首にタオルを巻きたいって、新垣商店でまず買った物がタオルって(笑)。 無事にタオルを装着し、とりあえず阿波連展望台へ。 そこへ行く途中に見た看板が「ハブ注意」。 これを見た途端ヘビ年の女はビビりだし、あの絵が怖い、目も三角だし牙も出てるし、うう〜ハブ怖いハブ怖いといきなりハブハブ言い出す始末(笑)。 だーいじょうぶだって、下みて歩けば、ヤブの中に入らなければ、夜行性だしといくら言っても相当インパクトがあったらしく、ヒジュイシビーチに行く道すら「あんなヤブは危ない!」と却下。 えっあれヤブ?けもの道よりもっともっと立派な道だと思うんだけど…じゃあここで待っててよ、私見てくるから〜と言っても「ハブが危ないから行っちゃダメ!」…そこまでいうならやめるけどさ。 次に母と行くのはハブのいない島?(笑) |
![]() さっきはほとんど見かけなかったのに、陽が傾いてきたからか、随分猫が出てきてる〜! うう〜かわいいかわいいゴロゴロなでなで。 結構人に慣れてるなー、新垣商店横の猫達は飼ってるのかな。 二人そろって猫成分を満タンにした後は再度テクテク。 小学校を撮っていたら「なんでそんなもの撮ってるの?」と質問が。 そっかそっか、離島で学校は1つだけ、みたいな所を巡りだすと学校や役場や交番を撮りたくなるものなんだよ。 ![]() …首をひねっている母、うーん、こんな説明じゃわからないだろうなあ(笑)。 夕食の時刻は18時か19時半からと言われ、日没は見たいけど18時じゃちょっと早すぎる。 という訳で日没はあきらめ19時半を選んだけど、散歩の最後は時間ギリギリまでビーチにいようか。 暑いけど綺麗だね。暑いけど。 …お互い汗ダラダラだけど(笑)。 |
![]() ![]() そんなビーチでのまったりタイムに何かの跡を見つけた母、たどってみると大きなヤドカリ! こんだけ大きいと跡もちょっとしたタイヤ跡みたいだね〜。 あっあっちにも、あっそっちにも!と二人してヤドカリ探しに大忙し、ヤドカリたちにとっては大迷惑。 しかしこんなサザエ並みに(っていうかおうちはサザエの殻なのかな?)大きいのに挟まれたら出血大サービス間違いなしだな、危ない危ない。 どれだけ大きいかというとこれ位です。わかりづらっ! こういう時こそ母のタバコを並べて撮ってみれば良かった、と思っても後の祭り。 さて夕食の時間だから戻りましょうね〜。 |
![]() ラッキー!冷えたワインを呑みながら、渡嘉敷近海のお魚のポワレを美味しく頂きました。 夜は腹ごなしをかねて離島の星空を眺めに行こうと思っていたのに、部屋に戻ったらあっという間に睡魔に襲われてしまい本日も閉店zzz… …と思いきや、24時過ぎにハッと目が覚めたので飛び起き「これから星空見に行こうよ!」と誘うと、私とは違いずっと起きておりちゃくちゃくと寝支度をし韓ドラまで見ていた母は「やだ」と一蹴。 そうか気づけば、そもそも普段住んでるところで結構星は見えるんだもんね、夜空への執着度合いの差にやっと納得。 じゃあ一人で行ってくるというと「もう24時過ぎだよ、危ない危ない!」と止める母。 何が危ないの?ピチピチ女子でもないし東京じゃあるまいし。あっ、というかそもそもハブが危ないかも? (言わないけど)渡嘉敷も西表みたいに民家の軒先にも普通にハブが出てくるのかな?そのへんホテルの人に確認するの忘れたな…と思いつつ、そこまで反対されるのなら押し切る程の気力も無いので断念。あー、せっかく星空観賞を考えての日程でもあったのにな…むにゃむにゃ。 改めて本日閉店。 |
![]() とうとう最終日、楽しい時間は(以下略)。 ケラマテラスの朝食は以前「和食がオススメ」と読んだので迷わず和食。 周りを見ても和食率95%、楽しみ楽しみ。 そして期待の朝食は、冬瓜にジーマミーにラフテーに島らっきょと沖縄色満載。 おいしー! ビュッフェじゃないから食べ過ぎずにすむのも欲張り母娘には丁度いいかも(笑)。 今日は船の時間までお部屋を使わせて頂けるとのこと。ありがたやありがたや。 送迎の相談をし部屋に戻ってパッキングを済ませ、9時過ぎには予約済みのくじらレンタカーへ。 当日返車コミコミプランで借りた軽のミラちゃんで半日島内ドライブに出発。 本島ではほとんど運転してもらったので本日の運転手は私です。 集落内は最徐行、あとは離島だからなんとかなるでしょ。 しかし今回は運転とシュノーケリングのおかげで、一回も朝から飲まなかった貴重な旅行になったな〜!(笑) |
![]() とはいえあちこち絶景だらけですけれども。 長い長い滑り台、夏じゃなければ滑りたかった…と思ったものの、ここにもバッチリと「ハブ注意」の看板が。 見た瞬間にへっぴり腰になる人がいるので写真を撮ったら出発です。 次は島の下、阿波連園地に行ってみようと思ったもののイマイチ道がわからず苦戦。 仕方が無いのでくじらレンタカーに戻って確認したら、なんのことはない集落を抜けて行くだけでした(集落に寄らない、別の道があるのかと勝手に思っていました)。 |
![]() 降りちゃ汗だくになり展望台へ行き写真を撮りの繰り返し、母は途中から暑いのかハブが怖いのか疲れたのか、車で待機するようになってしまいました(笑)。 その間に私が適当に止めた車を出しやすいように直してくれ、母娘プレーを発揮です(?)。 渡嘉敷集落でまたもや小中学校などの写真を撮り、漁協でマグロジャーキー(わしたショップでも取り扱ってくれないかな、いつ見ても大東島のジャーキーなんだよな〜)をはじめ海産物系お土産を買い込み(父の分のお土産、と母にも渡し)、郵便局で風景印をゲット。サンゴや熱帯魚の絵で嬉しいな。 惜しむらくはJAが立て直しの為引越しとのことで、どこに移ったかすぐにわからずお店に行けなかったことです。新米でも売ってれば買ってみたかったのに残念至極。 |
![]() 「島は見えるけど鯨が見えない!」…それはまた今度ね、でも泳げる夏シーズンの方が良いと思うけど。 最後にちょっと深呼吸をして、集団自決跡地にも寄っていこうと思ったのですが、碑は見えるけどゲートが閉まっていて入れません。 旅行後にこちらのサイトの紹介写真を拝見するとそのゲートはハブよけとの説明プレートがあったようですが、私達が行った時にはありませんでした(台風で飛ばされたのかもしれませんが)。 勝手に開けて入っていいものかわからなかった為、失礼があってはならないのでやめておくことに。 近寄っただけでも胸が痛む場所で、戦争の悲惨さ、あってはならないことについて母と話し合う時間を持ちました。 |
![]() 屋根のある展望台でのんびりぼんやり、とうとう最後の離島の海です。ああー、帰りたくないな…。 ひとしきり眺めた後はせっかくなので足だけチャプチャプしました。 ビーチの注意看板には ・さかなにエサをあげないで! ・カメにさわらないで! ・飲酒後の遊泳は禁止 と書いてあり、それだけ魚もいるしカメにもあえるビーチってことなんだよなーと昨日のことを思い出しては既に遠い日のような、夢のような。 3便で帰れるのなら今日も泳ぎたかったと思いつつ、そういう訳にもいきません。 母との旅行中最後の食事は我喜屋商店に行きました。 暑がりな二人でも、せっかくなので二階のテラス席、少しとはいえ海の見えるはじっこの席へ。なんとか二人でくっつき無理やりパラソルの日影に入り、とかしくビーチを眺めながらのランチです。 真っ昼間から飲むのか〜と言う声にもお構いなく、私は生ビール解禁!キンキンに冷えたオリオンが沁みわたります。くぅ〜、もう一杯!ゴハンはいいや、母のタコライスをちょっとつまむから。 タコライスは「タコライス」の文字を見かけるたびに気にしていた母のために頼んだのですが、目の当たりにしての第一声が「あれっ、蛸じゃないの?肉?」との王道な感想に大笑い。 そうかそうか、そうだよね、知らなきゃわかんないよね。蛸ライスじゃないよタコス・ライスだよ、絶対お母さん好きな味だと思うよ! サルサソースをしっかり混ぜて、美味しい美味しいと仲良くゴハンを分け合い、離島の旅も終了です。 |
![]() 最後に売店を冷やかして、その後時間があればザトウクジラの骨格標本でも見てこようかな〜と思いながら待合室に入った瞬間、遠くに見えるは高校生の修学旅行とおぼしき団体さん。まさしく青年の家に泊まってたのかな?って、えっ、もしかして一緒にマリンライナーに乗るの?団体はフェリーじゃないの?でもまだフェリーの時間じゃないよね、と思っているうちに聞こえてきたのは「はいじゃあ解散!13:40またここに集合!」という先生による高らかな解散宣言…ああっしまった出遅れた!と思った瞬間、わああああああっと散り散りになる学生、絶望で目の前が真っ暗になる私(大げさ)。 案の定売店は瞬く間にごった返し、ブルーシールを一人一個握り締めたような学生達で大行列、店員さんもお会計したりそれは隣の店の物ですと言ったり客さばきに大忙しです。 なんぼかメゲそうになりましたが、そんな中私も一緒になって並び、オリオンと泡盛のボトル(ラベルがけらまつつじのイラストだったのでついつい。もうキャリーケースは限界なのに…)を購入。 学生にまぎれてお酒を買っても、未成年かと疑われて売ってもらえない、なーんてことは全くありませんでした(図々しい)。 きっとすぐ寝る母に展望は関係ないとは思いましたが、自分にとってはオリオン飲みながら感傷にひたる為の大事な景色です(よく言う)。 団体乗船の為かやや遅れて出航、ほとんど満席です。 勿論母はすぐにウトウト、私は那覇までずっと窓の外を眺めていました。 |
![]() 福州園の横を通り、ここはどんなところだろ?と言う母に、なかなか良いところですよとタクシーの運転手さんにオススメされつつ無事に那覇空港に到着。 最終便の私も母と一緒にキャリーケースを預けてやっと一息、あー身軽になった! 気づけば職場用のお土産を買っていない母を、近くにあったし私の会員ポイントもANAマイルも貯まるしということでわしたショップへ連れて行き、お土産&気になったもの購入。 間に合うけれども余裕があるという程でもない残り時間、じゃあ気をつけてね、とりあえず飛行機無事に着いたら連絡してね、またね!と手荷物検査場でバタバタとお見送り。 明るく賑やかな母と別れ、一人になると妙に静か。 思えば大学に入ってから今まで、こんなに長い時間母と一緒にいたことなんてありませんでした。 楽しい旅行もそろそろ終わりという事実もあいまってやや感傷的になり、飛行機、あれかな、これかな…と思ったよりも時間をかけて眺めてしまいました。 一体いつまで元気でいてくれるんだろう、あとどれだけ逢えるんだろう。 …またきっと、必ず来ようね! 気を取り直し、機内持ち込みの果物をロッカーに入れたら満喫那覇の夜☆帰宅日Ver.のはじまりです! かどの駄菓子屋で会社用のお土産を買った後は、ぬかりなく10%オフクーポンを印刷しておいたヘリオスパブへ。お試しセット5種類で水分補給! |
![]() その後は笑っちゃうくらいkanjimanさまのサイト通り、ジランバ屋でカマボコを買い、瑞慶覧食品で島豆腐を買い、商六へ行きジーマミーを買い、そしてなんとまさかのやっててくれてありがとう!で久米島グルクンかまぼこを皮有りと皮無しの両方買い、とりあえず買いたいものは全部購入。 この後果物を持って飛行機に乗ることを考えると腕がちぎれそうになるのは間違いないのですが、絶対全部美味しいのもこれまた間違い無し!何がなんでも持って帰りますとも。 ![]() 一人だと食べられる種類にも量的に限りがあるし、そもそも時間にも限りがある。という訳で事前に食べたいものを全て決めて行き、生ビール・豆腐よう・ソーメンチャンプルー・塩ナンコツソーキを即注文。 突き出しのモズクも美味しいし、泡盛を選ぶのも楽しいし(但し小耳に挟んだところ、スタンプラリーは新規参加はもうやっていないとのこと、残念!)。うーん、どれもこれも本当にウマーイ! 思っていたよりどんどん料理を出して頂けたので時間にちょっとゆとりが発生。 こりゃラッキー、上記三品でかなりお腹はいっぱいだけど泡盛もまだ飲みたいしということで、奥様に相談の上島らっきょうをハーフで注文。伊江島、島らっきょうも美味しいんだな〜。 最後にもう一杯泡盛を注文、それと同時に「みそぴーって持ち帰りが可能でしたらお願いできますか。 で、それのスプーンひとすくい分、今つまみにしたいんでお皿に入れて頂けますか」と図々しくお願い。 笑って応えて頂けました。 実は、普通のみそぴーはそんなに得意ではない私、ごく親しい人へのお土産のつもりで買ったみそぴー、味見しといたからと言って渡すつもりだったみそぴー、フツウのみそぴーとはちと違うと聞いていたコチラのみそぴー、どんなものかなと思って一口…美味しい!あれっ、なんだこれ!このみそぴー、スゲーおいしい!スプーンひとすくい分で良かった、あったらあるだけ食べれちゃうかも。 ほろ酔いになりながら満足満腹、気づけば20時10分前。 あっという間にタイムリミット、ご馳走様でした! 楽しかった旅行もとうとう終わり、後はもう本当に帰るだけです。 帰りのフライトは最終便、満席。 しっかり窓側に座ったものの、なんとドリンクサービスも気づかずに眠りこけて羽田到着。 ギリギリで午前様帰宅、倒れこむようにベッドに入り、こうして私の初親孝行旅は幕を閉じました。 自分でもスクロールするのが嫌になるくらいの長ったらしい旅行記になり申し訳ございません。 食べ物の話が多すぎるし。 駄文にお付き合い頂きありがとうございました。 |
Re: 初慶良間・初親孝行・珍道中 コアラ - 2013/07/24(Wed) 11:21 No.5256 |