沖縄で食ったった〜♪     コアラ -2014/11/09(Sun) 09:55 No.5583

 


空港掲示板今回は私たち夫婦が「初沖縄」である青森のいとこ夫婦+いとこの姉さんを観光案内する予定の3泊4日。

観光先はド定番の鉄板ルートだから改めて書くのも気が引けるけど、18年ぶりに宿泊した恩納村あたりは飲食店が増え、ずいぶん食のレベルも上がっていてビックリ。ホテルの様子とともにそのあたりを中心にリポートしてみます。

※写真をクリックすると少しだけ大きくなります。

カニ鮭弁当  10月下旬は修学旅行のシーズン。
間近になったら飛行機のチケットがとりづらくなるはずと予想して、半年も前の4月にネット予約したのに、出発日寸前になって「すみません、チケットが調整できなくて…」と泣きついてこられ、仕方がなく1便遅らせて羽田を離陸。
使えねェなジャン●ツアーズ(普段はANA系なのでこの会社は2回目)。

 お昼時だったので羽田空港で空弁を買ったら、なぜか私のチョイスは沖縄に行くのに新千歳空港名物《石狩寿司》。 でもこれ酢飯が美味しい。
ただし味が単調だからサーモン→カニ→サーモン→カニと交互に食べ進める。
そんな順番なんかどうでもいいね。

おんな道の駅風景名嘉地ICから北上。
「わいハァ〜。沖縄の家ってさ、四角いんだ」
「屋根が平らだわ」
「あんな坂の上さ建ででる」
と後部座席で品評会。
青森のように豪雪地帯じゃないから雪が滑り落ちるようなトタン屋根は必要ないのです。
それに道路は凍結しないので坂の上でも困らない。
などと解説しているうちに石川ICを下りて《おんな道の駅》へ到着。
何はばからぬ中年オンナ3人連れを伴っているので、不満が出ないように観光に加えて買い物ができる場所も盛り込んだ旅行計画を周到に組んであるのだ。 ふっふっふ。
しばらく自由行動でブラついていたら、「初沖縄」のはずの青森いとこグループはさっさとテーブルに陣取っておやつタイムになったらしい。
そこにはしっかり琉冰の「アイスマウンテン」と、豚三郎の「てびちの唐揚げ 南蛮黒酢あん」が。
さすがは情報の時代。事前にすっかり調べ上げてあったのね。

カフーフチャクリゾート コンド&ホテル一泊目、二泊目は《カフーフチャクリゾート コンド&ホテル》。 カウンターではなくロビーのテーブルでチェックイン。
部屋が一つ一つ違うのね。
私たち夫婦のはバスルームから海が見える造り。
まぁ、こっちから見えるということは向こうからも…(以下自粛)。

隣はリビングとキッチンが広く取ってある。
キッチンには火口が二つ、コーヒーサーバーや電子レンジも備わっていて、これでも十分に調理はできそう。
今回はホテル棟だけれど、コンドミニアム棟のほうはもっとスゴいのか気になるところだわ。
※食器や調理器具なし

 ここで喫煙者には朗報。携帯用灰皿さえあればどの部屋もバルコニーで喫煙可とのこと。 隣室との境は煙が流れづらい壁構造になっているため、さして気兼ねもいらなさそうであります。
うるま市榮料理店の料理部屋で一息ついたら、予約しておいたうるま市《榮料理店》に向かう。クルマで15分ぐらいですか。kanjimanさんありがとう! あなたのサイトで見かけて以来ずっとマークしていたのよ。
願いがようやくかなった!

刺身の切り口ひとつ見ても、ピンとエッジが立っているのは魚が新鮮な証拠。 どれも上品な味付けだし、らふてーにマッシュポテトを掛けるなんて「うん?」と思わせる工夫も楽しい。
それに器がいちいちステキですね。

食べ物に夢中になって酒が進まなかったのもあって、〆て一人2600円ぐらいという感激のお値打ち感。
ここにはもう一度訪れてみたいと思わせた一軒でした。

カフー冨着リゾート外観 さて翌朝。
《カフーフチャクコンド&ホテル》は海に面した高台にあるから、天気さえ良ければ朝は素晴らしい景色が見られるはず…。
なのに曇天ショートゴロ1アウト。
朝食後《美ら海水族館》の予定。
私は二日酔いのため朝食パス。
何しろ昨夜はホテルに戻って泡盛ボトル720mlほぼ一人で空けてソファーで撃沈していた。
沖縄の暖かな夜に乾杯。
海洋博記念公園記念公園内おきちゃんショー  時計を見て先に「おきちゃん劇場」に案内する。
開演25分前なのに席はもう7割がた埋まっているよ。
開演時には立ち見がものすごいことになっていた。
6年前に父親を案内したときに比べてイルカのジャンプは少なくなった気がしたけれど、代わりにすごい芸を見せてもらった。
オキゴンドウにご褒美のイワシを1匹あげると、ペッと吐き出した。 何回繰り返しても吐き出す。で、飼育員は5〜6匹のイワシをひと塊にして口に投げ込む。
また吐き出す。首をかしげた飼育員がバケツごとイワシを持ち上げて見せると、今度はオキゴンドウがウンウンとうなずく。しからばと開けた口にバケツの中身を全部投げ込んだら、それを飲み込んで満足げにプールに戻る…という至芸!
イルカ(クジラ)だってご褒美のエサは食べたいわけだから、吐き出すことを覚えさせるというのはものすごく難易度が高いはず。いったいどうやって仕込んだのでしょうね。
これから訪れる方はぜひご覧になって、お悩み下さい。
ちゅら海水族館大水槽
《美ら海水族館》の大水槽前は中国だか台湾だかの団体に修学旅行の団体が混じって、ここは通勤時間帯の山手線ホームかよ!という人混みだった。
酸素が薄くて海のそばなのに高山病になりかけて、私だけ5分ぐらいで退散。
ここは朝一番か、さもなければ夕方を選んだ方がいいかも。



古宇利島までの道
 古宇利島に向かう途中でおなかが空いたという合唱が起きたから、今帰仁村の《まんてん》に立ち寄ったら「そばがなくなりました」の張り紙が風に揺れている。何だって? まだ午後1時15分だよ!

 余計におなかが空いた気になった。

仕方がなく取って返して、道沿いの地元野菜直売所みたいな施設にクルマを入れた。


牛そばの券売機横にあったイラスト
牛そば

「名物 牛そば」と貼り出してある。 券売機に添えられた牛のイラストはどう見ても牛ではない。
たとえて言えば太ったキツネが病気にかかったか、草間彌生が乗り移ったかして体に斑点が現れたみたい。 いずれにしても食欲が引き潮のように。
でも案外に旨かった。 味は濃いけど悪くない。もっとも空腹は限界だったから。
古宇利島シェルタワー外観
「あそこさ見える《シェルタワー》さ登ってみたい」
 う〜ん。今度こそ悪い予感。
子供だましのような自動運転カートに載せられ、ゴトゴト。一応は古宇利島の歴史や風物を紹介しているコーナーがあるにはあるけれど、これは完全な「お土産屋」だよ。
その上で入場料800円も取るのは業腹じゃない? せめて窓越しに羽地内海が美しく眺められていたら少しでも心が晴れたかもしれないが、一向に晴れ間がないのではそれも望めない。しかしここも中国語圏の人たちで大賑わいだった。

アグーの店山城亭入口三晩しかない夕食の選定には慎重になった。『初沖縄』で毎晩沖縄料理じゃ飽きるかもしれないと。

まぁ杞憂だったんですけどね。
いとこのお姉さんは沖縄そばにハマって、毎日どこかで沖縄そばを補給した挙句にお土産にも大量のそばを買い込んでいたし、テビチはみなさん手づかみで食べていた。
でも慎重に二晩目は豚肉しゃぶしゃぶを予約しておいた。
山城亭料理《あぐーの店 山城亭》
ホテルから近そうに見えて、実は10分ほど歩いた。道路から引っ込んでいるので店はわかりづらい。
店でクルクル働いているお姉さんに「5人ですけど、鍋は何人前注文すればいいですか?」と尋ねたら黙って指を3本立てた。
ううむ。還暦が近づいたらあの脂身はどうにもこうにもアレですけど、甘い味はダシに出るよね。
〆は雑炊を頼もうと「お姉さん、雑炊はご飯を何人前…」と言い終わる前に黙って指を2本。 ぐふー。
満腹。ぴったりリミットの量だった。お姉さん、あなたはエスパーか。

 《カフーフチャクリゾート コンド&ホテル
ここ朝食もいいわ。品数もそこそこ充実している。
いつも宿泊する宮古島のビジネスホテルと比べちゃダメだよね。でも久しぶりに満足した。
海風になぶられながらテラス席でいただき、ゆっくり食後のコーヒーを楽しんでいると、スタッフ(イタリア人っぽい)が「写真を撮りましょうか?」と声をかけてくれる。
どうやら泳ぐのが好きでこのホテルで働いているら
ホテルからの朝の景色しい。
テーブルでの集合写真を2〜3枚お願いする。

だけどこの朝も空を厚い雲が覆っていた。せっかくの恩納村ビーチリゾート連泊だったのに。

またショートゴロ。2アウト。
沖縄本島南部の海の景色三日目の朝。
 ホテル をチェックアウトして一気に南下した。
斎場御嶽》に着くころにようやく晴れ間が出た。
ここは中国語圏の方は少ないみたい 。ほとんどが個人旅行者だった。
今では御嶽の駐車場は南城市の許可車両しか停められないので(タクシーは進入していたかな)、道の駅・南城の駐車場から入口まで緩やかな上り坂を7〜8分歩く必要がある。
そこから御嶽に至る石畳は結構な坂なので、足が弱い方には大変かもしれない。
7年前に、当時83歳の父がよくぞこれを上ったものだと改めて驚いた。  下に見える茶色い三角屋根は「ポランの広場」くんなとぅの沖縄そば
《新原(みーばる)マリンセンター》
 駐車場に500円、公称20分間のグラスボート(移動時間を含んでいるから、眺めるのは実質10分間程度)で大人一人1500円はどうなんだろうかと思う。
その割に船底のガラスの上を薄く水が覆って、揺れるたびに右へ左へ漂っている。
観光への真剣さが足りなくなっていませんか。
ついでながら《おきなわワールド》のスーパーエイサーについて言えば、18年前に見たあの昂揚感(ちむどんどん)はだいぶ失せていた。どうしたんだろうね、オキナワ。
でも《くんなとぅ》の野菜そばは、野菜の甘みが出ていておいしかった。
ヘリオスの地ビール
三泊目の《JALシティ那覇》にみんなを送り届け、レンタカーを1日早く返却してひとり空港から国際通りに戻る。
夜は《あっぱりしゃん》を予約しているので、それまでの空き時間をひとりヘリオスパブでつぶすことにした(ほかの人たちは国際通りでお買い物)。
疲れたわ。
一年に一度きり、対向車もない宮古島で運転するだけのペーパードライバーが、人もクルマもゴチャゴチャの沖縄本島を1日4時間も運転するのは予想以上に大変だった。
あっぱりしゃんのお店、料理
あっぱりしゃん》。

 オヤジさんが出張ということで、若いねーねーが三線を弾いた。初沖縄のいとこ夫婦も合唱してる。
畏るべしBEGIN。
誰でも歌えるのか、オリオンビール。
い〜や〜さっさ。

ねーねーがMCで語った。

本土には、『終戦の日』がありますよね。沖縄にはそれとは別に『慰霊の日』というのがあります。
牛島中将が摩文仁で自決した日です。
沖縄の人たちは行軍の邪魔になるからと、母親は赤ん坊に青酸カリを混ぜたミルクを飲ませて自分で手にかけたそうです。
砲撃で動けなくなった人は手りゅう弾を抱いて自決したといいます。





泣いたわ。
自分が泣いても世界のあちこちでいまだに続いている戦争が一向に終わらないのは分かっている。
高校時代に大江健三郎の『ヒロシマノート』や『沖縄ノート』を読み、早乙女勝元氏の講演会で東京大空襲の理不尽さと悲惨さに涙し、大学時代からあれこれ本を読みあさった。
それなのに馬齢を重ねていつの間にかもうすぐ還暦だと。  自分は何一つ世の中のためになることをしてこなかったのではないかという圧倒的な悔いが吹き上がって、泣いた。
ねーねーのMCに。

守礼の門四日目。
 沖縄はまた曇った。スリーアウト。
さらにユイレールで向かった首里城はやっぱり中国語圏の人々と修学旅行生で激混み。
ああ、誰もいない砂浜に頬をつけて、しゃらしゃらと寄せては返す波の音を聞きながらまどろむ宮古島を、このとき心から欲したわ。

早めに那覇空港に行って手荷物を発送して(JALは『手ぶらでサービス』で、1個1000円で自宅に翌日配送してくれる)ビールを飲む。

沖縄フリークたちがどんどん鄙びた離島を目指すのはわかる気がする。
本島ではなく石垣島へ。そして波照間島へ。鳩間島。西表島の裏側の舟浮集落。
奄美大島じゃなくて加計呂麻島へ。
それでも飽き足らずにもっと、もっと『昔』の何かを保った島へ。
現代が失ったもの、今では伝え語りでしか知る事ができないものを求めて、おのおのが決してたどり着けない旅を続けているのかもしれない。

羽田に戻ったら気温差15度。
いきなり現実に引き戻されたった〜。

Re: 沖縄で食ったった〜♪ ナナ - 2014/11/09(Sun) 11:15 No.5605

 コアラさん立て板に水のような軽妙なレポート、ありがとうございました♪
う〜んいいなぁ。
親戚の方たちのために奔走してサービスしているコアラさんが目に浮かびます
。そしてヘリオスパブで一息ついている姿もね(笑)
改めて離島の良さも分かるというおまけまで付いてきたんですね(^_-)-☆
オキちゃん劇場のゴンちゃん。賢いですよね〜! この前行ったときはショーが始まる前に水槽前に子猫がいてゴンちゃんと見つめ合って意思疎通しているみたいでした。
私には本島の魅力もまだ尽きません。 観光地はほとんど行かない。案内するときは別だけど。
だから本島と離島と二本立てで行くかな〜しばらくは(=^・^=)
やっぱり年齢のことはよぎります。
よぎるけど今動かなきゃいつ行けなくなるか分からないという思いが強いのだ〜

Re: 沖縄で食ったった〜♪ コアラ - 2014/11/09(Sun) 14:32 No.5606


 最初はホテルと食べ物の簡単なリポートを書くつもりが、なんだかズルズル長くなっちゃいました。
観光地にしばらく行かなかったうちに、ずいぶん様変わりしましたね〜。
私がスレてしまったのか、オキナワがダレてしまったのか。初心忘れるべからずだぞー!と叫びたかったことも度々。
また、てっとり早く儲けることを考えるから古宇利島にタワーなど建てさせちゃうんでしょうね。個人的には残念でなりません。
鄙びた村の良さや柔らかな人とのつながりが人を呼ぶと思うのですが。 あと何年行けるのだろうかとは、私も考えることがあります。
アラ還ですからね(笑)。

沖縄で食ったった〜♪ ナイチャー小林 - 2014/11/17(Mon) 18:06 No.5612


何時もありがとうございます。
沖縄の観光に対する真摯さ、本当におっしゃるとおりかと思います。
昔はよかったとは言いたくはありませんが、なんだかなー。 サイトでも一部観光施設を紹介していませんが、そんな所って大概お土産を売るためにとってつけたような施設なんで…。
話は変わりますが、最近大陸系外国人の方々の団体が増えてきてますね。
国際通りしかり、首里城、海洋博記念公園、アウトレットあしびなーや中規模スーパーまでも彼らの姿が目立ちます。 福岡に行っても同様だったので、沖縄だけの傾向ではないようですが、ちょっとだけマナーのすごさに…。昔は日本人も海外で同様に言われてたのかなー。
沖縄に住んでいると周囲の人達は余り変わっていないように感じますが、塾生を見ていると拝金主義が少しづつ浸透してきているのかもと思わせられることもあります。
自分達のアイデンティティーをもっと大切にする教育も必要なのだともいますが。
今回知事選で、反仲井真の翁長氏が大差の当選をしました。沖縄も少しは変われるといいのですが。

Re: 沖縄で食ったった〜♪ コアラ - 2014/11/21(Fri) 05:56 No.5613


ナイチャー小林さん。こちらこそありがとうございます。
そういえば函館の朝市を訪れた時も中国語圏の方たちでにぎやかでしたね。
カニを売っている知り合いは「それでも嬉しそうに買ってくれるのは中国からの観光客ですよ。日本の人はしぶしぶお金を出すからね〜」と笑っていました。
外国からの方が購買意欲旺盛なのは一方で観光地を潤わせてくれているのも事実ですものね。
沖縄の大きな収入の柱はやっぱり《観光》でしょうから、豊かな自然と景観を棄損しないように行政指導していくと同時に、観光に携わる人たちには常にレベルを高めていく努力を望みたいところです。
一度行ったからもういいや、と思わせない工夫が必要ですよね。
美ら海水族館の「オキちゃん劇場」は以前とプログラムが変わっていて、次回はどうなっているか楽しみですが、一方でグラスボートはもういいかなぁと。
古宇利島もあれでいいのか…。
いろいろ考えさせられた旅でした。

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