昔、一号線と呼ばれていた、那覇から北部に向かって伸びている沖縄のメインストリート。
今は国道58号線と名前は変わりましたが、相変わらず県内一番の重要道路です。
那覇から浦添市を過ぎて宜野湾市に入ったあたりから、道路の両側にはちょっと外国風のお店や変わったお店が軒を並べていて、時間のあるときに歩いてみたら結構楽しめます。
大きなシーサーとか仏像を売っているお店、中国風の家具屋さん、その側にメジャーなシモンズのベットだけを扱っているお店。
アメリカ軍のリサイクル品や、雑多なグッズを扱っているお店。
得体の知れないお店や、おしゃれなお店…。
看板に英語が多いのは、アメリカの統治下にあった時代のなごりで、現在も普天間基地がすぐそばなのでそのまま残っている訳です。
間違えなく言えるのは、どのお店も個性的
私は先日散歩していた時に、前から気になっていた・「割烹ハイウェイ」・入ってみました。
まず驚いたのが、入るとすぐに寿司のカウンター。
お昼時なのでけこう人も大勢いてにぎやかな店内。メニューを見てみると、定食関係が多くて割烹と言うよりも定食やさんのメニュー。
値段は沖縄的には普通くらいかなー。海鮮フライ定食700円、エビフライ900円。という事で頼んでみたのは海鮮の方ですが、でてきたものを見てびっくり!
海老、牡蠣、白身魚のフライが食べきれないくらい大量にお皿に乗っていて、魚汁、付け合せ、サラダ、勿論いっぱいのライス。
見た途端、これは食べきれんぞーと思いましたが、本当に残しちゃいました(^^ゞ
食べる量に自信が有ったらお勧めです。
このそばに、オープンリールのデッキの看板があるオーディオショップらしき店も有るので、ここにもちょっと入ってみました。入り口あたりにはカーオーディオ用の新しいスピーカーやらアンプやらが雑多に展示されていましたが少し奥にはいると、ちょっとだけタイムスリップ気分。
トリオのアンプKA−7002やオンキョーのアンプ、それに真空管KT−88のPPアンプ。
奥の試聴スペースにはヤマハのNS−1000やらビクターのSXー3、フォスターのユニットを使った山岡大先生の設計の自作物等、所狭しと20〜30年くらい前のピュアオーディオ華やかなりし頃の名品が並んでいます。
(ごめんなさい。意味わからない人は飛ばしてください。)
それらが、今の最新型のオーディオをも凌駕する素敵な音で音楽を奏でています。
ご主人は見るからにマニア。
「やっぱりオーディオは音の入り口と出口、ソースとスピーカーでほとんど音が決まってきちゃうんですよねー。」と、実に正しい事をおっしゃっています。
「やっぱり、録音が良くないと、どう頑張っても良い音は出ませんよねー。」と言いながら、奥からクラシックのCDをもってきて
「これ差し上げますから聞いてみてください!録音が良いですよー。」と、何を買うでもない私にくれました。
ウ〜、感謝。だけど、今私の所にはオーディオと呼ばれるようなシステムが無いんです…
買うときには、絶対来るからね〜、と心の中で叫びつつ、感謝してそのCDをいただき店を出たのでした。
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