那覇の末吉公園と末吉宮
Sueyoshi Park and Sueyoshi Shrine

那覇市内でも自然がいっぱいの公園です。

末吉公園の入り口末吉公園の花々 那覇市の北東部にある末吉公園によって見ました。
駐車場に車をとめて入っていくと、色とりどりの花が咲き誇っている花壇のロータリーに出ます。 正面には谷をはさんで緑の深い丘陵が続いており、はるか彼方に住吉宮の建物らしきものが見えます。
公園入り口付近から見た末吉宮 今回は何としてもあそこまで行ってやろうと心に決めて、綺麗に整備された道を歩き始めました。 サッカー場をつくってもまだ余るくらい広い広場や、のんびりするのにちょうど良い休憩用東屋が有ります。
谷の一番低いあたりを安謝川が自然の様子を残して流れ、亜熱帯の植物も比較的良く残っている那覇の市内では珍しい公園です。初夏には蛍の鑑賞もできるというくらい。
末吉公園を流れる安謝川末吉宮入り口 途中、ベンチに越をかけている立派な犬を連れたおじさんにお宮までの道を聞くと、「拝みに行くんですか?」という質問。
そうか、今日は作務衣を着てたんだ、とその疑問に納得。 薄手の作務衣は、風とおしも良くて沖縄の気候にもぴったりなんで、たまに着ています。
それからしばらく登り坂を進み、まるで山の中の様に景色が変わってくると、やっと近くにお宮の朱の色が見えて来ました。
例の沖縄独特のアーチ型石積みでできているのゲートをくぐると到着。
末吉宮
末吉宮は昔から親しまれているお宮で、室町時代尚泰久王の時に建立されたものだと言う事です。琉球八社の一つで熊野権現を祀っています。 本殿は昭和11年に国宝に指定されましたが、第2次大戦でほとんどの部分が焼失してしまい、現在の建物は昭和47年5月、史跡として国から文化財の指定を受け、同年11月残った資材と礎石を使って復元され ました。


 ここの側からの市内を一望する景色は、なかなか圧巻。そして、この公園の多くの場所が、鳥獣保護区や保安林にも指定されていて、那覇市内とは思えない場所です。
同じ山道を帰るのも癪なので、右に折れて公園の敷地の多分端の道をぐるっとあるいて帰りましたが、道は本当に山道の雰囲気。子の方角の神様とかミルク様とかを祀った真新しい石碑とステンレスの香炉が飾ってある拝所が、何箇所かにみられました。
入口の駐車場目で戻ると、休憩所の椅子に常連さんとおぼしきおじさん達が、のんびり将棋を指していました。 モノレールの市民病院前の駅からも歩いてこられる場所で、観光に来ていて中途半端に時間があり、そして自然を満喫してのんびりとしたいならここは一押しかも知れませんね。

交通 那覇空港から10.3km約22分
ゆいレール 市立病院前駅 徒歩6分・儀保駅徒歩で6分
駐車場 駐車場有り
利用料金 無料
開館時間 9時~午後9時
住所 沖縄県那覇市首里末吉町1-3-1
問合せ先 那覇市公園管理課 TEL : (098)951-3239
オフィシャルサイト オフィシャルサイト


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末吉宮付近から見た町の景色

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