玉陵(タマウドゥン)

首里城の隣にある尚家の墓地です。

雄大な規模の厳かな空間です。
玉陵(タマウドゥン)全景)
何度か足を運んでいたのですが、タイミングが悪い事にカメラを持っていなくて写真がなくてご紹介が遅れた世界遺産のひとつです。

さて、首里城の近く、守礼門から少し西に行くと、玉陵があります。 1501年、第二尚氏の尚真王が父である尚円(金丸)王の遺骨を埋葬するために作り、それ以来第二尚氏の王統で限られた人だけが埋葬された場所です。
とても大きな墓で、広さが2442平方メートルにも及びます。沖縄には大きな亀甲墓も少なくはありませんが、これに及ぶものはありません。
料金を払って入っていくと、白い珊瑚のかけらが敷き詰められた庭に出て視界が開けます。
日本の他県にはありえない、当時の首里城をまねたという石造りの建物が、白い前庭に向こうに圧倒的存在感で建っています。
壁面には精緻な彫刻も施されているところもあり、屋根の上にはシーサーがあたりを睥睨しています。
周囲とは違った一種独特の空間が、ここにだけ閉じて存在するような雰囲気。 (ちなみに沖縄では、少し以前までは遺体は火葬せずにそのまま墓の中に安置し、何年かたった後に骨を洗い(洗骨)、甕に移して埋葬したそうです。) この墓稜でも、建物が三つに分かれていて、中央が遺体を安置した所で、洗骨後に両脇に納骨したようです。
前庭には、ここに葬られるべき人々が書かれていている碑文もあり、この玉稜は、ある意味首里城よりも琉球の当時のバイブレーションが色濃く残されている所だと思います。
ここも第二次世界大戦で破壊された部分も多く、3年の年月をかけて1974年に修復されました。
最近資料館も併設されていて、わかりやすく説明がなされています。 首里城を観光するなら、是非立ち寄ってほしい所です。

追:最近入口付近の茂みにある木にいつもぶら下がっているオオコウモリ「たまちゃん」が住み着いていて、かなり高確率で会う事が出来るとお思います。

蝙蝠のたまちゃん 玉陵地図

入場料 (16歳以上) 200円 子供 100円
観覧時間 9時〜18時:年中無休098-885-2861
玉陵(たまうどぅん)世界遺産プレート玉陵入口
玉陵
玉陵全景
玉陵のシーサー資料館内の展示
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